20代のうちに考えたい「語れる専門性」と「業界の給与レンジ」。キャリアと年収を自分で設計する2つの視点

専門性と給与レンジ 20代で考えたいこと
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この記事の要点

  • 専門性は「なんとなく」では身につかない。何をやるにも自分の軸足をどこに置くかを意識する
  • 関われない職務は専門性にならない。専門にしたい領域があるなら、その仕事やポジションを取りに行く
  • 給与レンジは業界でかなり違う。一番分かりやすいのは、公開されている新卒の給与
  • 「昇格のスピード」×「ポジションごとの給与」で見ると、何歳でいくらもらえるかを業界ごとに比べられる

結論:20代のうちに、「自分は何で勝負するのか(専門性)」と「どの業界で勝負するのか(給与レンジ)」の2つを、意識的に選んでおくべきです。

私はエンタメ系のメガベンチャーで約5年働き、外資コンサルを経て、今また事業会社への転職を考えています。その中で大事だと感じた2つの視点を書きます。

視点①:「語れる専門性」は意識しないと身につかない

事業会社で働いていたとき、私が意識していたのは、何をやるにも、自分の軸足をどこに置くのかを決めておくことです。

だいたい新卒1年目の終わりくらいになると、自分がどの領域で勝負できそうかが見えてきます。そこからは、

  • 自分が関われない職務内容は、専門性にはならない
  • 専門にしたい領域があるなら、その職務内容やポジションを自分から取りに行く

という動きが必要になります。待っていても、専門性につながる仕事は回ってきません。

この「語れる専門性」があるかどうかは、転職のときに大きく効きます。コンサルを短期で辞める場合でも、前職で語れる専門性があれば、それほど恐れる必要はないと私は考えています(詳しくはこちら)。

視点②:給与レンジは業界で決まる

もう一つは、業界によって給与のベースレンジが大きく違うということです。私がコンサルへの転職を考えたきっかけも、ここでした(こちらの記事)。

一番分かりやすいのは「新卒の給与」

業界ごとの違いを知るのに一番分かりやすいのは、公開されている新卒の給与レンジです。同じ大学を出た同じ年齢の人でも、業界によってスタート地点が違います。

「昇格スピード」×「ポジションの給与」で比べる

もう少し踏み込むなら、次の2つを掛け合わせて見るのがおすすめです。

  1. 昇格のスピード:その業界で、30歳でどのポジションになれるのか。管理職には平均何歳でなれるのか
  2. ポジションごとの給与レンジ:そのポジションで、いくらもらえるのか
見るもの 分かること
新卒の給与 業界ごとのスタート地点
昇格のスピード 何歳でどのポジションになれるか
ポジションの給与レンジ そのポジションでいくらもらえるか
上の2つの掛け算 何歳でいくらもらえるかを業界ごとに比較できる

こうして見ると、「同じ30歳でも、業界によってもらえる額がこれだけ違う」というのが、かなりはっきり分かります。

2つの視点をどう組み合わせるか

  • 専門性だけを追うと、給与レンジの低い業界にとどまり続けることがある
  • 給与レンジだけを追うと、自分の強みが活きない場所に行ってしまうことがある(私がそうでした)

だからこそ、「専門性が活きる」かつ「給与レンジが高い」場所はどこかを、両方の視点で探すのが大事だと思います。今の転職活動で私が重視している判断のルールは、こちらの記事にまとめています。

よくある質問

Q. 20代で専門性をつくるにはどうすればいいですか?
A. 何をやるにも自分の軸足をどこに置くかを意識し、専門にしたい領域の仕事やポジションを自分から取りに行くことが大切だと考えています。

Q. 業界ごとの給与の違いはどう調べればいいですか?
A. まずは公開されている新卒の給与レンジを比べるのが分かりやすいです。さらに、昇格のスピードとポジションごとの給与を掛け合わせると、何歳でいくらもらえるかを比較できます。

自分の市場価値を知る

自分の専門性が、どの業界でどれくらい評価されるのかは、実際に市場に出てみると分かります。スカウト型のサービスに登録しておくと、どんな業界・年収帯の企業から声がかかるかで、自分の位置を確認できます。

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